2022年09月05日
自分自身の反省は重要な成長要素
9月になりましたね。9月は、長月(ながつき)と言われますが、諸説あるものの、「夜長月」の略とする説が有力です。また、国際的には、9月を始めとする学校や会社が多く、一つの節目の時期に相応しいコラム(インフォメーション)として、孔子の言葉・論語から、「君子は諸(これ)を己に求め、小人(しょうじん)は人に求む」を紹介します。 この意味は、君子(人格者)は、いかなる結果も自分に責任を求め、小人(自分の考えや論理思考・視野の狭い人などと私は考えています)は、他人の責任に、人のせいにする という意味です。試験の結果が悪いのは、塾の講師が悪いとか、仕事の成果がないのは上司が悪いあるいは部下が悪いとか、そういう思考では、何も次につながりません。自分の人格向上や成長には全くなりません。そういう人は、また失敗し、立派な人にはなれないでしょう。 試験の成績が悪いのは、自分の勉強の仕方で、どの部分が不足だったとか、仕事の成果の悪さでは、途中経過を管理せず部下に指示を与えなかったとか、上司への相談が遅かったとか、会社の事業戦略がなかった・欠陥があったと考えて、次につながる行動を考え努力すれば、成果はあがるでしょうし、良い人生が広がるでしょう。 また、よく言われますが、他人を変えるのは簡単ではない、しかし、自分を変えるのは、容易です。自分を変えるのは、自分ですぐにできるのです。 さあ、長月に、自分のことを自分の責任で振り返りましょう。