2022年03月02日

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第2回インフォメーション(SDGsとカーボンユートラルの関係)

<前書き>

 

ホームページ閲覧いただきありがとうございます。月一回程度の更新をし、お役にたてる情報を記載したいと思います。毎回、雑学的な、浅く広い目線での情報を発信させて頂きますので、温かいお気持ちで閲覧ください。

 

<2022年3月 トピックス>

1. SDGsとカーボンニュートラルについて  2. ウクライナ情勢で耳にする「地政学」とは? を記載します。

 

① SDGsとは「Sustainable Development Goals(サステナブルとは持続可能、ディベロップとは開発、ゴールは目標)」の略称と前回記載しました。「カーボンニュートラル」は、米国の政権が交代し、アメリカや日本で気候変動問題への取り組みが本格化して、カーボンニュートラルという言葉を頻繁に聞くようになりました。SDGsと合わせて、あちこちで耳にしますね。カーボンニュートラルって?? そして、SDGsと同じなの?と言う疑問もあると思います。

まず、カーボンニュートラル(carbon neutral)ですが、環境に関する用語で、本来は、「植物や植物由来の燃料を燃焼してCO2が発生しても、その植物は成長過程でCO2を吸収しており、ライフサイクル全体(始めから終わりまで)でみると大気中のCO2を増加させず、CO2排出量の収支は実質ゼロになる」という考え方のことです。それが概念化されて、CO2の増減に影響を与えない性質や、二酸化炭素の排出量と吸収量のバランスが優れている状態を表す際にも、「カーボンニュートラル」と表現されるようになりました。

日本では、前首相の菅さんが、就任後初となる所信表明演説で「2050年までに、二酸化炭素など温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする、すなわち2050年カーボンニュートラルの実現を目指す」と宣言しました。「ガス排出を全体としてゼロにする」とは、どうしても出てしまう量の温室効果ガスから、同じ量の温室効果ガスを吸収または除去することでCO2増加をゼロにすることと説明しています。

カーボンニュートラルに取り組むことは、SDGsの目標「エネルギーをみんなに。そしてクリーンに」と「気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる」への取り組みにもなります。従って、カーボンニュートラルは、SDGsの一環とも考えられる訳です。家庭で、事業所で、取り組み可能なSDGs,カーボンニュートラルの活動を推進しましょう。

 

②「地政学」についてです。悲しいことに、ウクライナは悲惨な状況になっています。なんとしても、人命を第一に考え、武器使用はやめて、平和に暮らせる状況にしてほしいものです。人命以上に価値のあるものはないはずです。この状況の中で、ニュースで、「地政学的には・・」という言葉を耳にします。地政学とは、地理的な条件から国際社会での行動・戦略や国家間の関係を考え、地理的な条件から国際政治を読み解く学問のことで、グローバル化が急速に進展していくなかで、国際情勢を知ることはどんな人にとっても重要です。地理的な条件は不変で、アメリカの大統領が変わっても、アメリカやドイツが日本のすぐ隣に移動してくることはあり得ません。北朝鮮のミサイルを怖がっても、朝鮮半島を動かすことはできないのです。そこで、地理的な観点に着目すれば、その国のリーダーなどが変わっても、その国が本来的に持っている性質や制約、基本的な思想を読み解くことができるということです。正確ではないかも知れませんが、おおよそ地政学とはそういうものと受け止めて貰えば幸いです。

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